天気痛にはアロマや食事、運動でセロトニンを増やして!
2020/07/22
天気痛対策!
アロマや食事、運動でセロトニンを増やして!
『あなたは天気痛(気象病、天気頭痛など)を持っていますか?』
長雨が続き、梅雨も中々明けませんね…
気圧の変化、日照不足など不安定な天気が続く時、体調を崩されたり、倦怠感を覚えたりしませんか?
天気痛と言って、女性のなんと8割が感じており、多くの方の一番の悩みは「頭痛」だそうです。 by ロート製薬株式会社と株式会社ウェザーニューズが共同で行ったアンケート
https://weathernews.jp/s/topics/202007/170095/
確かにこの時期、女性のお客様から『頭痛が起きやすいんです』という話をよく聞きます。
日照不足によるセロトニン量の低下、湿度による不要な水分の排出困難によるものと関連して、女性ホルモンの影響が主な原因ではないかと思います。
女性は、エストロゲンという女性ホルモンが低下することにより、セロトニンの分泌量も減少するといわれており、生理前後に影響を受けやすいと考えられます。
セロトニンは血管の収縮をコントロールしたり、痛みを抑制する働きがあるといわれています。
頭痛は、湿度によって排出されず脳内に不要に溜まった水分がセロトニン不足によって血管収縮の調整が上手くいかず、血管の収縮圧迫が痛みとなって伝わってくるのではないでしょうか?
では、こんな季節にセロトニンを増やすにはどうしたらよいのでしょう?
1.リズムの単調な運動(ジムでランニング、水泳、サイクル、縄跳び)。
2.喜怒哀楽などの感情を出す。
3.睡眠。
4.必須アミノ酸であるトリプトファンを含む食事。
5.腸内環境を整える。
トリプトファンが欠乏すると、女性では、脳内セロトニン合成が男性より4倍減少するそうです。それでなくても、女性は男性に比べ、脳内でのセロトニン生成量が52%も低いとあります。 by Wikipedia
《トリプトファンを含む食べ物》
赤身の肉、魚、牛乳、チーズ、豆腐、納豆などの大豆製品、ナッツ類、バナナ、レバー、鰻、卵etc.
昨日は、土用丑の日でしたね。鰻を食べるのも、またこの時期に適していると言えます。
さて、香りによってもまた、セロトニンを増やすことは出来ます。
神経伝達物質であるセロトニンはホルモンとしても働き、「幸せホルモン」とも呼ばれているので、基本的にこの香りを嗅ぐと幸せを感じるわぁ~ていう好みの香りでも良いと思います。
ただ、女性ホルモンに左右される点を考慮すれば、クラリセージ、ローズ、ジャスミン、イランイラン、ローマン・カモミール、スイートマジョラム、ゼラニウムなどがオススメです。
あ、因みによく昔お婆ちゃんがこめかみに四角いテープを貼っていたのは、頭痛薬湿布で、香りはタイガーバーム様の清涼感のあるタイプです。精油では、ユーカリ・ラジアータ、ウインターグリーン、ローズマリー・シネオールなど。*こめかみに塗ると目に刺激があるのでお辞め下さい。
同じ様にこめかみに梅干しを塗ると頭痛が治るなんていう話しもありますが、あれも梅に含まれる、ベンジルアセテートという、アーモンド様、又は杏仁に似た香りに癒されて鎮静するそうですが、成分で言えば、ローズ、月桃に極少量。ベンジルアセテートが酸化すると安息香酸、ベンゾインになるので、ベンゾインの香りもいいのかもしれませんね。
そして、何故か?西日本方面の方は天気痛対策をしない割合が高め?とのことですが、日照のバランスが良いのか?セロトニンが出やすい比較的ストレスが無い土地だからなのか?あまり気にしない方が多いのか?
興味深くはありますが、この時期、辛いと感じたら、セロトニンを増やして天気痛を乗り切りましょう!!
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