菖蒲の節句
2019/05/06
菖蒲と花菖蒲の香り成分
陰陽道の祖 吉備真備〜大天使ガブリエル
昨日は、端午の節句、又は菖蒲の節句でしたね。
菖蒲は綺麗な花を咲かせるイリス、アヤメの花菖蒲ではなく、ガマの穂の様な花を付ける菖蒲を利用するとされています。
菖蒲の葉は剣の様でもあり、菖蒲が尚武となり、勝負というイメージから男の子の節句となって行ったそうです。
Cocoran高畑店近くに奈良教育大があるのですが、教育大校内に陰陽道の祖といわれている吉備真備の塚があります。
塚から出土した『三累環頭大刀』にも植物が描かれています。
その植物は明らかにされていませんが、なんとなくユリの意味のフルール・ド・リスを思い浮かべたので、調べてみると、モチーフはユリではなく、花菖蒲、イリスであることが分かりました。
フルール・ド・リスは聖三位一体の意味を持っています。三累環頭大刀も三位一体の意味を持つ装飾であるなら、その刻まれた植物は花菖蒲かもしれません。
古来より新旧の世界で、菖蒲、花菖蒲は、ある象徴として使われてきたのでしょう。
因みに花菖蒲イリスはCHANEL No.19のベースになっている香りです。
No.19は、ガブリエル・ココ・シャネルの誕生日8月19日にちなんだ香りだそうですが、フルール・ド・リスが大天使ガブリエルの象徴ということに由来するのかもしれませね。
菖蒲はアサロン、オイゲノールが、
イリス、花菖蒲ことニオイアヤメにはイロン、オイゲノール、メチルオイゲノールが含まれている。